前立腺がん、ブラキセラピー、PSA検査、去勢手術、LHーRHアゴニスト、、男性ホルモン
 

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ホルモン療法の中で注目されているのがLH−RHアゴニスト剤です。

LH−RHアゴニスト剤とは何でしょうか?
LH 黄体ホルモンの略
RH 黄体ホルモンを誘導するホルモンです。

男性ホルモンが放出されるには2つの命令が欠かせません。
@最初に、脳の視床下部から男性ホルモンを出しなさい、との命令
Aこれをうけて、脳下垂体前葉から黄体ホルモン(LH)を放出せよ、との命令

これによって黄体ホルモン(LH)が睾丸に働きかけ、睾丸が男性ホルモンを作る、という手順になっています。

アゴニストとは何でしょうか?
アゴニストとは本物そっくりの「そっくりさん」という意味です。つまりLH−RHアゴニストとは「黄体ホルモンを出させるホルモンのそっくりさん」ということになります。このそっくりさんが体にはいることによって、本物の「黄体ホルモンを出させるホルモン」は分泌されなくなります。そしてLH−RHアゴニストはそっくりさん、にせものですので、「男性ホルモンを作れ」という命令をだしません。結果として男性ホルモンが作られなくなるというのです。これによって睾丸除去手術と同様な効果が上がるとされています。

この薬は、時間をかけて徐々に組織に浸透していく「徐放剤」というタイプなので、1回の注射で約1ヶ月効果が持続します。ですから通院の回数も少なくてすみます。代表的な薬は「ゾラデックス3.6mgデポ」(製薬メーカー、アストラゼネカ)

最近は効果が3ヶ月持続するタイプのものも登場しています。代表的な薬は
「ゾラデックスLA10.8mgデポ(製薬メーカー、アストラゼネカ)

この薬は特筆すべき副作用がほとんどありません。最初の投与の際に、一時的に男性ホルモンが増える現象が見られることもありますが、2〜3週間でおさまり、治療効果があらわれてきます。


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