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| 検査A−経直腸的超音波検診 |
臓器の段画像をとらえるのが超音波診断です。
超音波によって投射されたビームが、投射された組織の密度に応じて跳ね返ってくる性質を利用したもので、臓器の断面図を得ることができます。
超音波診断は、前立腺の病気の診断には欠かせない検査方法です。
直腸診の場合、直腸側の前立腺の状態しかわかりませんが、超音波診断では腹側の状態もとらえることができます。
超音波診断には経腹的超音波診断と経直腸的超音波診断がありますが、前立腺ガンの場合、画像が鮮明な経直腸的超音波診断が行われます。
超音波診断は簡便でしかも有用ですが、この検査だけで前立腺ガンを診断するのは正確性を欠きます。
前立腺内にとどまるガンの約30パーセントは、正常なエコーパターンを示すという報告があり、この検査だけでは「前立腺ガンでない」と診断することはできないからです。
また、超音波を読み取るには熟練が必要です。習熟したベテランの医師でなければ、その診断に信頼を置くことはできないので、経直腸的超音波診断は前立腺の生検をするかどうかの目安という程度に考えておいたほうがよさそうです。
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